出口のない悩みでも、他人から見たら羨ましい悩みかもしれない。


ライフネット生命保険創業者の出口治明さん著「おしえて出口さん!──出口が見えるお悩み相談」を読んだ。

7月末までの期間限定でやっていた「おしえて出口さん!」という出口さんへの質問サービスに寄せられた質問と回答をまとめた本になっている。

本の「おわりに」でこう書かれている。

期間限定サイト「おしえて出口さん!」のアイデアをスタッフから示されたとき、ナマケモノの僕は必死に抵抗したのですが、いつもと同じように「ライフネット生命のPRの一環です。文句を言わずに毎日回答してください!」と指示されてしまいました。

これまでに出口さんの本は何冊か読んだことがありますが、なんとも出口さんらしくて笑ってしまった。

この本では質問者の質問と出口さんの回答が80コ掲載されている。多種多様な質問が寄せられていて、なかには共感するものもあったり、そうでないものもあったり。

読み終わってみて、「大した悩みじゃないじゃん。ただ行動すればいいだけじゃん。」と思うような悩みが多いことに気づいた。

本人からしたら、真っ暗闇のトンネルを歩いているかのように出口が見えなくて、どうしたらいいかわからなくなっちゃってるんだと思う。わかる。すごくわかる。僕もしょっちゅうトンネルに迷い込む。

でも、他人からしたら「なにしてんの?すぐそこに出口あるじゃん。」って思う。むしろ、「そんなことで悩んでるなんて羨ましいな!!」と思うものさえある。

実際に寄せられている質問で、「自信がないんです」というものがあった。

その人は自分に自信がないが、「これは君にしかできない仕事だ」と周りに言ってもらえているのだそう。だけど、自信がない。

世の中にそんなウレシイ言葉をかけてもらえる人が一体何人いるだろうか。僕はない。この人すごいな、羨ましいなって思った。

僕も悩むことが多いが、もしかしたら他の人から見たら羨ましい悩みなのかもしれない。そう思ったらちょっと心が楽になった。

大事なのは、前向きに悩みに向き合うことかもしれないなぁ。