いま転職をするなら、非マッチング率で企業を選ぶ

2018年1月21日

文系出身SIer正社員のたてひとです。

いま転職をするなら、どんな観点で企業を選ぶだろうか。新卒時はとにかくたくさんの企業にエントリーし、どこでもいいから採用してくれ…という思いで就職活動をしていました。

当時も自己分析をしたり、企業分析をしたりしていましたが「どこでもいいからとって」が本心だったと思います。大企業だろうが中小企業だろうがどこでもいいから私をとって…とそんな思いを抱えていました。

それから6年が経ちました。1万人弱の大きな企業に勤めてきた今、改めてこのテーマについて考えてみました。結論から言うと、自分に合う企業を選ぶことより「自分に合わない企業を選ばない」ことが重要だと思っています。

「非マッチング率」を図る

僕はシステム開発を行っている会社に勤めています。SIerと呼ばれている業種です。金融、公共、産業と幅広い業界にお客さんがいます。

例えば金融系のシステムを作りたい!と思っている人がいるとします。うちの会社には金融システムを担当している部署があるため、うちの会社に就職すればその願いは叶えることができます。自分と企業がマッチングしてる、と言えます。

ですが、残念なことに金融系の部署に配属されるとは限らないのです。希望を出すことはできますが、必ずしも叶えられるわけではないのです。叶えられるほうが稀です。

金融業界以外の部署が80%あるとしたら、80%の確率で非マッチングになります。入社してからこんなはずではなかった…となる確率が80%です。これはかなりの高確率です。

ではどうすればいいのかというと、金融系のシステムのみを扱っている企業に就職すればいいのです。そうすれば非マッチング率は下がります。金融系やってるから応募しよう!だとマッチング率しか見れていませんよね。

非マッチング率は0%にならない

例えば野球選手なんかは、非マッチング率が低い職業だと言えます。プロ野球に入って、サッカーやラグビーをやらされる人はいないだろうからです。ただ、ピッチャーを希望していたのにキャッチャーのポジションにつく、といったことがあるわけです。

もしピッチャーとしてしか野球をやりたくない人は、ピッチャーしかいない野球チームに入れば非マッチング率が下がります。そんな野球チームないですけどね。

残念ながらどんなに頑張っても非マッチング率は0%になることはありません。フリーランスになればすべてを自分で決められるので0%が達成できるかもしれません。まあフリーランスでも人との関わりは無くならないので、0%にはならないと思うけれど…

本当に理想の働き方をしたいなら、個人の頑張り、工夫、努力が必要なことも覚えておきたいと思います。

仕事観も大事

ということで非マッチング率を企業選びの観点に入れよう!という話でした。あと補足しておきたいのは、「やりたいこと」がマッチングしているかどうかだけではなく「仕事観」のマッチングも見ておきたいところです。

仕事観というのは、残業は絶対したくない、打ち合わせが嫌い、飲み会が少ないほうがいい、といった仕事への取組み方のことです。(「仕事観」以外にいい言葉が思いつかない…)

仕事観のマッチング率を見るときに重要なのは、「制度」には期待しているほどの効果がないことを知っておくことです。流行に乗って働き方改革に取り組む企業は少なくないですよね。残業抑制だとか、有給消化奨励だとか。

そんなものは意味がないと思ってます。意味がないは言い過ぎにしても、制度なんて、言ってしまえばただの制度です。制度よりも、実際のその職場の空気や根付いている文化が重要です。残念なことに形だけの制度となっている職場は多いと思います。

大きな企業の悪いところに目がいっている気もするけれど

とはいえ、入社前からマッチング率を正確に測るのは難しいですよね。特に空気や文化は、実際のところ入社前ではほとんど分からないでしょう。

これは個人的な意見ですけれども、非マッチング率を下げるためにできることのひとつは、小規模な企業を選ぶということです。もしくは派遣社員だったり、フリーランス。もちろん大企業にもいいところはあります。大企業に正社員として6年勤めてみて思うのは、あまりにも周りの環境に自分の働き方をコントロールされてしまうことです。

うーん、大企業の悪いところばかりに目が行ってしまっている気もしますが。長い人生、正社員以外の道を経験するのも良いかな、と思っている今日この頃です。