読書感想:会社に雇われずにフリーで働くと決めたら読む本

2018年9月8日フリーランス, 本・雑誌

こんにちは。今回は「会社に雇われずにフリーで働くと決めたら読む本」という本を読んだので感想を書きたいと思います。

「フリーで働くと決めたら読む本」ということで、「フリーで働く」と決めているまさに僕向けの本。

筆者の経験から語られているノウハウ本

筆者の立野井さんは20年フリーランスとして活動してきた方です。フリーランスとして働く心構えを、著者の実体験を交えて紹介している内容になっています。

目次はこんな感じ。

CHAPTER1 フリーランスのリスク
CHAPTER2 フリーランスのマネー管理
CHAPTER3 フリーランスのブランディング
CHAPTER4 フリーランスの営業術
CHAPTER5 フリーランスの人脈づくり
CHAPTER6 フリーランスのシフト力

むしろ不安が大きくなった

「フリーランス最高!みんなフリーになろうぜ!」みたいな内容ではなく、むしろフリーランスの大変な面にフォーカスを当てているような内容でフリーランスとしてやっていけるのか不安になってきました笑

仕事が急になくなるかもしれない、納税を含めお金の管理を自分でしないといけない、自分で仕事を作り出さないといけない、自由が欲しかったはずなのにむしろ人付き合いが大事、とかとか。

うわあ…大変そうじゃねえか…。実体験が書かれてるからリアルだし

特に「ブランディング」や「営業」といったところは自分から創意工夫をして行動していかなければならず、サラリーマンとして上司の指示を受けて育ってきた僕にはイメージがしずらいところでした。

たとえば、本書にこんな↓内容が。

フリーランス歴の長いDさんのスタンスを聞いて目からウロコが落ちました。「自分からは見積もりを出さない。よっぽど安くない限りは言い値で受ける。提示された金額が予算で、交渉するだけ無駄だから」と言うのです。

CHAPTER3 フリーランスのブランディング より

会社員を長いことやっていると、どんなことにもルールがあるように思えてしまうんですよね。見積もりのやり方には会社のルールがあって、上司の承認を取らないといけないからまずはそのルールを確認してそのルールを守るように見積もりする…みたいな感じで。

でもフリーランスは見積もりのやり方から自由。どうやってやるかは自分で考えて決める。さてこれが自分にできるのか…

不安と同時に面白い面も大きくなった

とまあ不安が大きくなった半面、同時にやっぱりフリーランスになりたいと改めて思いました。

もうね、ほんとフリーランスは大変そう。僕にできるかもわからない。でもなんていうか、不安だからこそやってみたい、という気持ちが強くなりました。大げさですが、生きてる実感が持てそうというか。

いまのところ、エンジニアとして常駐して開発業務を行うということ以外にプランはありません。それだけで今後ずっとやっていけるとも思っていません。正直クッソ不安です。

でもこのまま会社員でいることを想像すると吐きそうになります。オエ。会社員でいる未来と、フリーランスになる未来、どっちに希望を感じるかという、このシンプルな2択しかない。そう考えるとプランがあろうがなかろうが行き当たりばったりでもやってみるしかない!

お金が目的でフリーランスになるのは違うと思った

フリーランス仲間の間では給与の3倍、稼がなければ、会社員時代と同じ生活水準は維持できないと言われていました。

CHAPTER2 フリーランスのマネー管理 より

もちろん全員に当てはまるわけじゃないと思いますが、会社員の3倍稼いで同じくらいの手取りになると言われているそうです。収入から税金や社会保障が引かれるからですね。

もっと言うと、会社によりますが住宅手当や交通費、有給休暇制度など会社に所属していることで受けられる福利厚生はたくさんあります。これらを考慮すると、フリーランスと会社員の給料は厳密には比べられないじゃないでしょうか。

フリーランスを勧める記事や広告では「正社員のころより収入が2倍、3倍になるぞ!」というような謳い文句が多いですが、給料が比較できないことを考えると、お金目的でフリーランスになろうとするのはなんか違うんじゃないかなあと。まだフリーランスになってない僕が言うのもなんですが…

お金だけを目的にフリーランスになったら足元をすくわれる気がする…

本を読んだだけではわからないこともある

この本は「フリーになると決めたら読む本」ということで、今現在フリーランスでない人に向けた本です。フリーランスとは何ぞや?を知る最初のステップとして参考になると感じましたが、フリーランスの働き方を体感するには本だけでは足りないのかな、と思いました。

というのも、先日フリーランスとして活動している方にお会いする機会があったからです。実際にフリーランスの方に会って話を聞いてみて、本書の内容がリアルに納得することができました。

たとえば本書では人脈の大事さについて語られていますが、先日お会いした方は人との繋がりを大事にされていて、多くの人と繋がりを持つことを重要視されているようでした。短期的なメリットがなくても、時間を割いて人と会うようにしているみたいです。本を読んだだけだと、へー、人脈は大事なんだ〜ってくらいで終わってしまってたと思うんですよね。

まとめ:やってみないと自分に合うかわからない

正直読み終わったときは不安しかありませんでした笑 でもずっと会社員のままでいる未来を想像したら、不安というより絶望しかなくて。フリーランスになった未来を考えたら不安だけど希望はあった。

不安はつきませんが、ともかくやってみたいと思います。やってみないとフリーランスという働き方が自分にとって良い働き方なのか分からないのですから。

Posted by たてひと