将来よりも今の自分を信じよう/「10年後の仕事図鑑」読書感想

2018年9月8日読んだ本の紹介

人工知能、つまりAIの発達によって、人の仕事が機械に代替されると言われています。あなたはAI時代の到来についてどう思うでしょうか。仕事が減って喜ぶ人もいれば、仕事を奪われるということに不安を覚える人もいるでしょう。どちらかといえば、後者が多いような気がします。

どんな仕事がなくなり、どんな仕事が残るのか。これからの時代を不安に思うひとは、気になるポイントだと思います。今回読んだ『10年後の仕事図鑑』はまさに、なくなる仕事、残る仕事を紹介する内容になっています。

ですが本書は、単なる知識を与えてくれるだけの本ではありません。AI時代にどのように生きたらいいのかという、もっと本質的な考え方を教えてくれる本だと感じました。今回の記事では個人的に気になったポイントを紹介します。

  • いろんな仕事に手を出してみよう
  • モチベーションの高い環境に身を置こう
  • 今の自分がやりたいことを真剣にやろう

本書を参考にこれからの仕事を決めようと考える人がいるかもしれません。それもよいですが、なくなる仕事・残る仕事を紹介しているのは、「AI時代の生き方」を語るための材料にすぎないと思います。この本から学べることは、単なる知識ではなく、本質的な考え方です。

いろいろな仕事に手を出してみよう

たとえば僕がこのリストにあるほとんどの仕事を0.3%ずつくらいやっているとする。そして、この中の1つの仕事を「そこそこのプロ」としてやっている人と、その長期的な生存率を比べると、多分僕のほうが勝る可能性が高いだろう。理由は今後テクノロジーが入ってくることで、0.3%の僕と、100%のプロの間のクオリティの差が少なくなるからだ。

10年後の仕事図鑑 Chapter0 より

AI時代では、アマチュアとプロの差が縮まると言われています。そんな時代では、一つの物事を極めるよりも、様々なことに手を出すことが大事になってきます。

どの仕事がなくなるか、どの仕事が伸びるのか気にするよりも大事になってくるのが「いろいろなことに取り組む」ということです。たとえば一つの会社で一つの仕事をやり続けるよりも、複数の副業を行なっている人の方が生存率が高そうですよね。

最近では副業が解禁される傾向にあったり、ランサーズなどのクラウドソーシングサービスが登場したりなど、様々な副業を手軽に始められるようになってきています。自分のスキル不足を良い意味で気にせず、興味のあることにどんどん挑戦することが良さそうです。

モチベーションの高い環境に身を置こう

今までの会社は、給料をもらって与えられた仕事をするのが普通だ。最初は選んで入った会社かもしれないが、与えられた仕事に不満を持ち、モチベーションが低くなる人も少なくない。 一方、HIUは、会費を払うが、自分がやりたいことに手を挙げてかかわってもらう仕組みだ。みんな自主的に参加しているため、モチベーションも高い。ちなみにリーダーは、一番最初に手を挙げた人になってもらうことにしている。

10年後の仕事図鑑 Chapter1

HIU・・・堀江貴文イノベーション大学校(オンラインサロン)

僕は6月末で会社を退職するんですが、これは僕がまさに感じていたことです。近眼的かもしれませんが、少なくとも僕が所属していたプロジェクトではモチベーションが高い人は多いように思えませんでした。

モチベーションが低い人しかいない!とは言いませんが、積極的に手をあげるような人はいませんでした。むしろ、チーム間でタスクや責任の押し付け合いが繰り広げられる毎日。こんな環境では、質の高い仕事ができないし、仕事をしていても楽しくないよね…。

比較対象として適切かどうかわかりませんが、僕が所属している「ライフエンジン 」というコミュニティはモチベーションにあふれています。いろんな方が自ら手を挙げてイベントを企画したり、メンバー同士でコラボして互いにサービスを提供したりしています。このコミュニティに触れているだけで、自分にも活気が湧いてきます。

できるだけモチベーションの高い人たちが集まるコミュニティや組織に所属するべきです。転職や独立が比較的簡単にできるようになってきているので、自分に合わないような組織に所属している理由はもはやありません。僕はそんな環境から抜け出したくて、フリーランスになりました。

>>フリーランスになるには現状を変えたいという強い理由が必要

今の自分がやりたいことを真剣にやろう

よく若い人たちから「年金はもらえるんでしょうか」「今後の日本はどうなっていくのでしょうか」と質問を受けるが、すべての答えは「知らない」だ。みんな問いが間違っている。あなたが問うべき対象は未来ではなく他でもない。「自分」だ。自分が求めているものは何か、やりたいことは何か。今この瞬間、どんな生き方ができたら幸せなのかを真剣に考え抜けばいい。

10年後の仕事図鑑 Chapter6

上記の文章に大事なことがすべて詰まっています。本書では将来仕事がどうなるかを紹介した本ですが、未来のことなど考えても仕方がないと繰り返し述べられています。

テクノロジーの発展によって、社会はものすごいスピードで変化を続けています。10年後どころか、1年後どうなっているのかも想像がつきません。そんな社会において、未来を想像することにどれほどの価値があるのでしょうか。

よく会社では中期経営計画のような、数年先を見越した計画がたてられます。会社的には計画する必要があるんでしょうが、個人ではこのような計画は立てるべきではないと思います。それよりも「今の自分」に目を向けることの方が大事です。今の自分がやりたいことを積み上げていく事が大事。

勢いでフリーランスになったものの、これからどうなるのか、まったく想像がつきません。ただ、この決断には一切後悔していません。なぜなら、「今の自分」を信じて行動したからです。これからも、自分を信じて行動していきたいです。

今日のひとこと
この本を読んで、フリーランスになってよかったと確信を得られました。やりたい事ができずに一歩踏み出せない人は是非読んでみてください。これからの生き方のヒントが得られると思います!

Posted by たてひと