「ゲーム化」することの本質とは/読書感想『東大式習慣』


日本最高峰の大学といえば、東京大学。よくクイズ番組に東大生が出演しているのを見かけますが、その知識量と頭の回転の速さには脱帽します。

僕も東大卒の友人がいますが、普段何食ってんの?と聞いてしまうくらいに頭が良い。

今回は、そんな現役東大生の著書『東大式習慣』を紹介します。著者の西岡壱誠さんは、今でこそ学生団体の立ち上げや、「ドラゴン桜2」の制作プロジェクトに関わるなどの活動をしていますが、高校時代は偏差値は35。東大輩出者ゼロの高校出身で、成績は下から数えた方が早かったそうです。

『東大式習慣』はそんな著者が生み出した、地頭の良い東大生に追いつくための効率化メソッドです。

東大生は効率を求める

東大生たちは、常に「効率」を強く求めるそう。たとえば読書するにしても、ただ漠然と読むのではなく、「なんのために読むのか」を決めてから読み始める。なんらかの目的があって、知識を身につけるために本を読む。

また東大生は単位をギリギリで取るのが上手いそうで、これは「効率的に単位を取る」ことを求めた結果だといいます。どうすれば必要最低限の勉強で単位を取ることができるか、常に考えているんだって。

著者はそんな東大生たちを見ていて、「これってゲームっぽいな」と感じたんだそうです。日常すらゲーム化してしまえば、すべてのことを効率化できるのでは?と考えたのが『東大式習慣』の始まり。

東大式習慣とは?

「『ゲーム』という『型』に習慣を落とし込む『東大式』を身につけると、誰でもあらゆる効率が爆発的に向上する!

効率化を追い求める苦行も、大好きな「ゲーム」にしてしまえば、楽しんで取り組めるんじゃね!?という発想のもと考えられたのが『東大式習慣』。

正直「東大式」というのはかなり狙ったタイトルだなあと思いつつも、その内容は学歴問わず、誰もが楽しんで実践できるもの。

たしかに、ドラクエのボスをいかに効率良く倒すかを考えるのはめちゃめちゃ楽しい。敵の氷の魔法が強いから、氷耐性の防具を装備すれば簡単に倒せるのでは?とか、氷耐性を上げる魔法を味方が覚えてたから使ってみよう!とか。ドラクエ11またやりたくなってきた…。

しかし残念ながら現実はドラクエとは違うわけで。ですが著者いわく、「制限」と「勝利条件」さえ決めてしまえば、なんでもゲームにすることができるんだそう。本書では例として、「140文字説明ゲーム」「おバカロールプレイング」など、著者が考えたゲームが紹介されています。

東大式習慣の本質は「明確化」

本書にも書かれていますが、東大式習慣の本質は「明確化」。ゴール(勝利条件)と期限(制限)を明確にすることで、効率的に物事を進めることができるというのは、あらゆる物事に当てはまります。

東大式習慣は、この普遍な法則をゲームという型にはめたものであって、その本質は多くのビジネス書で語られる、効率化メソッドと大きく変わらないように思いました。

しかしながら、本書のように「勝利条件」「ゲームクリア」「ゲームオーバー」というゲーム特有の言葉で表現すると、確かになんでもゲームにできるよね、と改めて実感。

普段からゲーム用語を使って生活すれば、より「ゲーム感」を身近に感じながら”自分のレベル上げ”に取り組めるかもしれません!

おわりに

成果を出している人たちは、意識的にしろ、無意識的にしろ、ゲームを楽しんでいるのだと思います。ゲームだと思えば、一度ゲームオーバーになったくらいじゃ諦めません。むしろ絶対にクリアしてやる!とムキになることさえあります。ゲームが大好きなので、この感覚を大事にしていきたいです。

今日もお読みいただき、ありがとうございましたヾ(´¬`)ノ

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