『デビルメイクライ5』ボリュームに対して満足度の高いスタイリッシュアクションゲーム!|ゲーム評価/感想/レビュー



発売から少々時間が経ってしまいましたが、今回紹介するのは3月8日に発売されたスタイリッシュアクションゲーム『デビルメイクライ5』です。

デビルメイクライシリーズは2001年にPS2で登場したアクションゲームで、『デビルメイクライ5』はその最新作です。

僕はシリーズ作品をほとんど全てプレイしてきたデビルメイクライファン(『DMCデビルメイクライ』だけ未プレイ)なので、評価にファン補正が入ってしまうのは否めないのですが、本作は「神ゲー」でした!

『デビルメイクライ5』のプレイ感想

飽きない爽快アクション。操作性の異なるキャラクターを使いこなせ!

デビルメイクライシリーズの魅力は、なんといっても敵をスタイリッシュに倒したときの爽快感です!攻撃を華麗にかわし、敵を空中に打ち上げ、空中コンボをたたき込み、地上に突き落とした後さらに追撃……。

スタイリッシュにノーダメージで敵を殲滅できたときは脳汁がドバドバ出ます。

しかも本作では操作性の異なる3人のキャラクターが使えるので(ストーリーの進み具合によって操作キャラクターが切り替わる)、まったく飽きずにストーリークリアまで遊ぶことができました。終始、脳汁が出っぱなしです(笑)

3人の操作キャラクターの特徴を簡単に紹介します。

ネロ

本作の主人公の位置付けである「ネロ」は、「悪魔の右腕(デビルブリンガー)」を謎の人物にもぎ取られてしまいます。

その代わりに、使い捨ての義手「デビルブレイカー」を装着して戦います。デビルブレイカーを使ったアクションがネロの最大の特徴ですね。

ロケットパンチのように射出して攻撃するものから、敵の動きを遅くする能力を持ったものなど、デビルブレイカーには複数種類があり、敵に合わせて使用するデビルブレイカーをカスタマイズするのがネロの性能を最大限に発揮するコツになってます。

面白いのが、デビルブレイカーは「使い捨て」ということ。敵の攻撃などによって耐久値が低くなると壊れてしまうんですね。

壊れてしまうのがもったいなくて、初めのうちはあまりデビルブレイカーを使わずにプレイしていたのですが、徐々に慣れてきてデビルブレイカーをうまく「壊せる」ようになってからネロを使ったプレイが楽しくなりました。(デビルブレイカーは自ら破壊して敵の攻撃を拒否するアクションもできるのです!)

ちなみに、一度ストーリーをクリアするとネロのアクションが増えます。そうなるとさらに楽しくなるぞい…..。

ダンテ

ダンテは4つのスタイルと豊富な魔具(武器)を、戦闘中にリアルタイムで切り替えることで多彩な攻めができるキャラクターです。

防御に徹するときはトリックスターやロイヤルガード、近距離戦ではソードマスター、遠距離戦ではガンスリンガーと、状況に応じてスタイルを切り替えて戦えるので、「なんでもできる感」があって楽しいです。

スタイルチェンジは『デビルメイクライ3』から搭載されたシステムで、いまや定番のシステムになりました。

武器は剣、拳、ヌンチャク、変形バイク、ハット(帽子)など、ユニークな武器が盛りだくさん。できることが多すぎて、ダンテのポテンシャルを最大限に引き出すにはそれなりのプレイ経験が必要ですが、その分、爽快感も高いです。

個人的にはダンテが一番使っていて楽しかったです!

V(ブイ)

Vはシリーズ初登場のキャラクターで、3体の悪魔を使役し、本人はトドメの一撃しか攻撃しないという特殊なスタイルで戦うキャラクターです。

発売前は「3体の悪魔を同時に使役するってどゆこと??」と思っていたのですが、使ってみるとこれがなかなかに爽快でした。

□ボタンで遠距離攻撃が得意な「グリフォン」、△ボタンで近距離攻撃が得意な「シャドウ」に攻撃命令を出すことができ、デビルトリガーゲージを貯めて発動すると、命令を出さなくても勝手に攻撃してくれる「ナイトメア」を召喚できる、というのがVの操作方法になっています。

V本人は敵から離れたところにポジションをとりながら、ひたすら□と△ボタンを同時に連打しまくるだけで敵を倒すことができるので、3人のキャラクターの中でも最も操作が簡単です。

ボタン連打でなんとかなるので、単調だと思うかもしれませんが、ボタン連打で敵が溶けていくのを見るだけで気持ちいいし、トドメの一撃を入れる瞬間が爽快です。単純なボタン連打で終わらせず、トドメは自分で刺すという仕組みはすごく良いアイデアだと思いました!

ステージは単調だけど、単調だからこそ良い

本作のストーリーモードは「ミッション」形式となっていて、各ミッションで決まった道のりを進んでいくリニア型ステージです。(このステージデザインはシリーズ伝統。)

ステージには複雑な分岐や、特筆するほどの仕掛けもなく、ステージ自体はすごく単調です。ただ、最初に書いたように、本作の魅力は「スタイリッシュに敵を倒すこと」なので、ステージが単調であることは全く気になりませんでした。

早く敵と戦いたいので、むしろ単調でないと困るくらいです(笑)

ストーリーの内容はというと、シリーズ初プレイの人だと感動が薄くなってしまうというか、特別ストーリーに魅力を感じることはないんじゃないかな、という印象です。

シリーズファンからすると、そうきたか……!という感じなのですが。(褒めてます)

本作のメニュー画面から、過去作のストーリーをまとめた公式動画が見れるようになっているので、シリーズ初プレイの方はそちらを見てからプレイするのをおすすめします。もしくはYouTubeなどで過去作品を予習するのもいいかもしれません。

おわりに

ライブラリ(キャラクターなどの解説)が充実しているのも地味に嬉しい

アクションが爽快で面白い、飽きない、ファンの心を掴むストーリーと大満足の内容ですが、ゲームのボリュームは少なめです。

アクションゲームになれたプレイヤーであれば、1日で十分クリアできるボリュームではないでしょうか。クリアすると上級難易度の解放されますが、敵が強くなるだけでストーリーやミッション内容に変化はないです。

それから、収集要素・ハクスラ要素・対人戦といった仕組みがないこともあり、長く遊べるゲームではないです。(もちろん、ノーダメージクリアなどを目指すのであれば別ですが)

せっかく悪魔退治があまりに気持ちいいので、長く遊べる仕組みがあればなお良かったのかなと思いつつ、ハクスラ要素なんかを組み込んでしまったらそれはそれで『デビルメイクライ』とは言えなくなってしまうので、これで良かったのかなとも思います。

ゲームの評価はボリュームだけでは決まらないということを体現してくれたゲームではないでしょうか。

3月下旬には世界累計販売本数が200万本を超えたということですが、日本では20万本くらい?だったかな?もっと売れていいんじゃないかな~。ほんと面白いから、アクション好きの方にはぜひ遊んでみて欲しい作品です!